財産

「な」

無いが意見の総じまい(ないがいけんのそうじまい)

分類 ことわざ 意味 道楽や放蕩、遊興の類を好む放蕩者には、どんなに度々意見を聞かせても効き目の無いものであるが、財産を使い果たすと、どうにも仕方がないから自然と遊ばなくなり放蕩もやめてしまうために意見の必要もなくなる。だから、財産が無いと...
「に」

にわか長者はにわか乞食(にわかちょうじゃはにわかこじき)

分類 ことわざ 意味 一度に財産を築き上げる人間は、また一度に財産を失って乞食になる程落ちぶれるものである、という意味。
「こ」

恒産無き者は恒心無し(こうさんなきものはこうしんなし)

分類 ことわざ 意味 定まった職業や財産のない者は、良い心を常に保って動揺せずにいるということができず、落ち着いた心に欠け、往々にして悪い心を起こしがちである。暮らしや生活が安定していないと、心も安定せず、精神的な安定もない、という意味。 ...
「に」

女房は半身上(にょうぼうははんしんじょう)

分類 ことわざ 意味 家が栄えるかどうかは、妻の良し悪しで決まることをいう。 「身上」は家の財産のこと。女房はその半分程の価値があることから、妻によって家の盛衰が半ば定まることをいう。
「せ」

赤貧洗うが如し(せきひんあらうがごとし)

分類 ことわざ 意味 大変な貧乏で、水で洗い流したように何一つ財産を所持していない様子のこと。 「赤貧」は何一つ持たずに丸裸のように貧しい様子の事。ここでの「赤」は、裸の意味。
「さ」

座して食らえば山も空し(ざしてくらえばやまもむなし)

分類 ことわざ 意味 働かないでじっとしていて食べるばかりで財産を使っていれば、山のような多くの財産も、いつかは食い尽くして無くなってしまうものである、という意味。 「座して」は、座ったままの働かないこと。「山」は、ここでは大きな財産のこと...
「に」

錦を着て昼行く(にしきをきてひるいく)

分類 ことわざ 意味 成功して出世し財産を築き、その栄光を多くの人々に見せることをいう。 同類語・同義語 錦を着て昼遊ぶ 対義語・反対語 錦を着て夜行く
「に」

錦を着て夜行く(にしきをきてよるいく)

分類 ことわざ 意味 成功して出世し財産を築いても、故郷には戻らずに、それを人に示す機会がなく、不本意なことをいう。 華やかな衣服に身をまとって夜歩いても、誰にもよく見えない、ということから。 対義語・反対語 錦を着て昼遊ぶ 錦を着て昼行く
「う」

売り家と唐様で書く三代目(うりいえとからようでかくさんだいめ)

分類 ことわざ 意味 一代目が築き上げた家や財産も、三代目ぐらいになると奢侈・道楽・遊びに日々を過ごしたために売りに出されるということになる、というのを風刺した川柳から。 三代目がたしなみとして習得した中国風・唐様の風雅な書で「売り家」と札...
「お」

女三人あれば身代が潰れる(おんなさんにんあればしんだいがつぶれる)

分類 ことわざ 意味 家に娘が三人もいれば嫁入り仕度の費用のために資産が無くなってしまう、という意味。 身代(しんだい・みのしろ)とは財産のこと。 同類語・同義語 女の子が三人あれば囲炉裏の灰もなくなる
「む」

婿は座敷から貰え嫁は庭から貰え

分類 ことわざ 意味 婿は、自分の家よりも家柄や財産・地位・名誉の高いところから貰うと、家の格式が上がるためその家を繁栄につながり、反対に、嫁は、自分の家よりも家柄や財産・地位・名誉の低いところから貰った方が謙虚によく働くためその家を繁栄に...
「ち」

長者三代(ちょうじゃさんだい)

ことわざのなかの「長者三代(ちょうじゃさんだい)」の意味を記載したページです。